前例のない研究に挑戦した学生時代
建設業を営む祖父の影響で幼い頃から建築に興味を持ち、多くの学生が集まる環境に惹かれ、日本大学理工学部に進学しました。大学のゼミでの研究は「建物の中の音環境」についてでした。研究テーマは先輩から受け継ぐことが一般的ですが、せっかくなら誰もやったことのないテーマに挑戦したいと思い、友人と3人で複合施設内にある保育園の音環境について研究することに。前例やデータがない中で、保育園に自らアポイントを取り園内の音を測定し、昼寝中の園児への影響などを研究しました。仲間と協力して一つのことを成し遂げた経験は大きな自信につながっています。
多くの人と関わり
建物を造り上げる施工管理の仕事
現在は、大和ハウス工業で施工管理の仕事をしています。建物を造り上げていく現場で、品質、原価、工程、安全、環境の5つを管理するのが主な仕事です。特に、現場で働く職方さんたちが無事故・無災害で働ける環境づくりに力を入れています。多くの人と関わりながら建物を造り上げ、完成時にお客さまから「ありがとう」という言葉をいただいたときに一番のやりがいを感じます。現在は現場所長という責任ある立場ですが、常に職方さんたちへの敬意を忘れず仕事に取り組んでいます。
多様な人との出会いが
今のコミュニケーション力を育んだ
大学時代に培われたコミュニケーション能力は、今の仕事にとても生きています。建築学科では、建設業に携わる教授や、現場見学でプロの方々と接する機会が多くありました。それに加え、ゼミの仲間や4年間続けた塾講師のアルバイトでは、小学生から高校生まで本当に多様な年代の人と関わりました。今の現場でも、若い職方さんから親世代の方まで、さまざまな人々と協力して仕事を進めます。学生のうちから多様な年代や専門家と交流する経験をしたからこそ、円滑に仕事を進められているのだと実感しています。
最初の「ワクワク」を忘れずに
たくさんの経験を
自分の興味ややりたいこと、その「軸」を学生のうちに見つけてほしいです。社会人になると責任が伴い大変なことも多いですが、その中で楽しさややりがいを見つける原動力は、最初に興味を持ったときのワクワクする気持ち。壁にぶつかっても、その気持ちを思い出すことが力になります。ぜひたくさんのことに挑戦し、多くの人と出会い、自分の「軸」を見つける経験を重ねていってください。
学生の皆さんへのメッセージ
- 取材協力:大和ハウス工業 株式会社
- 関連リンク:日本大学 理工学部
