016
エンジニア
大工だった祖父や父がきっかけに
“まちづくり”への興味
大和ハウス工業株式会社
東京本店 マンション事業部 企画建設部 第一課
植村 友香
都市生活学部 都市生活学科 卒業
幼少期より大工であった祖父や父の姿を見て育ち、“家づくり”に憧れを抱いていた植村さん。
大学で学んだ“家づくり”を通した“まちづくり”の知識は、現在の仕事にも役立っています。
今回は、実務で活かしている大学での学びや出来事、仕事のやりがい、そして女性としての今後のキャリアについてお話を伺いました。
カリキュラムに惹かれた都市生活学部
私は高校生のときから建築関係の仕事に就きたいという気持ちを持っていました。それは間違いなく、大工であった祖父と父の背中をみて育ってきたからでしょう。進学先を建築系の大学に絞って考えていたなかで、授業のカリキュラムが気になった大学・学部が東京都市大学の都市生活学部でした。カリキュラムを見て、建築だけではなく都市生活に関わる全ての分野を総合的に学べる印象を受けたのです。また家をつくる仕事はまちをつくることに繋がるという気づきを得ました。この気づきがきっかけで、まちづくりについて学んでみたいという想いを持つようになり、東京都市大学都市生活学部への進学を決めました。
とにかく楽しかった日々の授業
私にとって、大学生活の中で最も印象に残っているのは「日々の授業」です。まちづくりに関して総合的に学べる環境下で大学生活を送ることができたこと自体がとてもいい思い出になっています。例えば1年生の後半にあるヨーロッパ研修。実際に現地まで足を運び本物に触れることで、ヨーロッパのまちづくりを実体験として学ぶことができました。
またグループワークを通して、指定された地域の都市計画を考える授業も面白かったです。グループのメンバーで自由が丘に行き、そこにいる人や街並みを観察し、建物をデザインするという内容でした。自分たちで集めた調査内容をもとに、あるビルの1階部分にテラス付きの飲食店を設けて、楽しい賑やかな印象を与えるデザインに変え、ビルを通してまちの景観を良くしていく提案をしました。その際、設計や製図用のソフトも使って、床の色や壁の色など建物もデザインしました。さらに調査から完成までのスケジューリングも自分たちで行いました。こうした大学の学び全てが私にとって面白く、印象に残っている思い出です。
居住空間をつくる仕事は、
そこに住む人たちの人生を支える仕事
大学の学びと家をつくるという私の夢がリンクした就職先が大和ハウス工業でした。現在私は「プレミスト」というブランドのマンションをつくる仕事を担っています。私が担当しているのは商品企画です。取得した土地に関してターゲット層やターゲットに合った間取り、共用部、外観などの全体のデザインを決めていきます。まさにこれは大学でやってきた授業そのものです。大学の学びがしっかり仕事で活きていることに喜びを感じます。そして私にとってのもう一つの喜びは、入居されたお客さまに喜んでもらえた瞬間です。この瞬間に立ち会えることが私の仕事のやりがいです。
私たちの仕事は生活の基盤をつくることです。言い過ぎかもしれませんが、そこに住む人たちの人生を支えることが使命だと思っています。お客さまが「ここにして良かった」と心から思える居住空間をつくり、それが魅力あるまちづくりにも繋がるよう、大和ハウス工業らしさを持ったマンションを今後もつくっていきたいです。
女性キャリアのロールモデルになりたい
現在、私は主任という役職で、その役割には後輩の教育・育成も含まれます。主任として、自分が後輩に教えられることは積極的に伝えていきたいので、日々の業務の中で相談しやすい環境を自らつくるようにしています。また私の職場には産休を取って復帰したあと、時短で働きながら仕事と家庭を両立している先輩がいます。先輩は私にとって「女性でも仕事を辞めずに、子育てをしながらしっかりと働ける」ことを証明してくれた先駆者です。次は自分がその先を切り開く存在として、後輩に女性のキャリアモデルを示していかなければならないと考えています。将来的には管理職として活躍し、その姿を通じて可能性を示していきたいと思っています。
- 取材協力:大和ハウス工業株式会社
- 関連リンク:都市生活学部 都市生活学科
