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プロジェクトリーダー
電気を通して水環境を守り、
人々の暮らしに寄り添う
メタウォーター株式会社
電機技術第一部
河野 聖
理工学部(旧:工学部) 電気電子通信工学科(旧:電気電子工学科) 卒業
大学院総合理工学研究科 博士前期課程 電気・化学専攻 修了
水処理の会社がどのように電気を使っているのだろうという疑問から、メタウォーターに興味を持ち就職した河野さん。
現在は、電機技術第一部に配属され、プロジェクト管理を担当しています。
電気工学と水処理の仕事はどのように関係しているのか。大学時代に学んだことが現在の仕事にどう活きているのかを聞かせていただきました。
将来の選択肢を広げるために選んだ電気分野
私はもともと数学や物理などの理系分野と英語に興味があり、その両方を学べる環境がある大学に進学したいと思っていました。高校時代は教員を目指していましたが、将来の選択肢を広げたいと先生に相談したところ、電気分野を勧められました。この分野は教員への道だけでなく、電気や食品、ITなど幅広い業界で活躍できる可能性をつくることができます。東京都市大学は電気工学を専門的に学べるとともに英語教育の環境も整っているため、進学を決意しました。
留学を通じて広げた可能性
大学2年次に留学プログラムであるTAP(東京都市大学オーストラリアプログラム)に参加し、約4カ月間オーストラリアのパースに留学しました。このプログラムでは、大学を休学せずに単位を取得できます。留学中は積極的に現地の方々と交流し、同じ大学から留学している学生たちと離れ、一人行動をすることで英語力を磨きました。この経験は現在の仕事においても、自分の意見を明確に伝えたり積極的に質問したりすることに繋がっています。
水処理と電気の関わりを知り、
メタウォーターへ
メタウォーターを知ったきっかけは、大学で行われた会社説明会でした。さまざまなインフラ企業や電機メーカーが説明会に参加している中、メタウォーターの事業である水処理(機械技術)と電気がどのように関係しているのか疑問に感じたことから興味を持ちました。その後、大学院1年次に1週間のインターンシップに参加し、電気が水処理に必要なプラント(汚水や排水を処理してきれいにする設備)を動かし、各家庭へきれいな水を運ぶという重要な役割を担っていると知りました。この経験から具体的な仕事のイメージが湧いたことで、さらに興味が深まり入社を決めました。
プロジェクト管理を通じて成長を目指す
電機技術者の挑戦
現在、私が所属している電機技術第一部の主な仕事は、プロジェクトの管理です。具体的には、受注前に見積もりをとり、プロジェクトが始まると営業が獲得した仕事に対し、技術的な視点から仕様決定のための打ち合わせをします。プロジェクトの始まりから終わりまで関わり、社内、社外含め工程管理や関係部署との調整を行います。電気の知識だけではなく、設計やお金の管理、建設など幅広い分野での経験と知識が求められるので、日々勉強し続けています。
これまでで私が一番やりがいを感じたのは、仕事への意欲を熱心に伝えた結果、プロジェクトを初めて任されたことです。既存の浄水場に機械を増設する工事を担当したのですが、一連の過程を通じて、全体の流れを把握し日程や工程を調整する重要性を改めて実感しました。
積極性をもち、何事にも挑戦する姿勢
社会人になって実感しているのは、単に知識を持っているだけではなく自ら進んで考え、積極的に行動する姿勢が重要だということです。仕事は一人で成り立つものではなく、周りの協力があってこそ成り立ちます。自分の意見をしっかり伝え、相手の話にも耳を傾け円滑なコミュニケーションをとることの大切さを常日頃感じています。また、やりたいことに対して諦めずに挑戦し続け、興味のある分野に関して積極的にトライすると新たな可能性が広がるはずです。これを見てくださっている皆さんにはぜひ、一歩勇気を出して色々な経験をしていただけたらと思います。皆さんの将来を応援しています!
- 取材協力:メタウォーター株式会社
- 関連リンク:理工学部 電気電子通信工学科
